Windows7でAppleのUSキーボードを使う
Ubuntuで結構手こずったけど、Windows環境でもAppleのキーボードを使えるようにしとこう、と思って設定したので、その方法を書くよ。
環境
本体:Acer Aspire 5750
OS:Windows 7 Home Premium Service Pack1
[コントロールパネル]→[地域と言語]→[形式]を見ると、「日本語(日本)」ってなってた。いじった記憶はないので買ったときからこのままだったと思う。
キーボード:Apple製のUSキーボード
WindowsでのAppleキーボードの設定
これはAppleKbWinという便利なソフトがあるので、それをダウンロードする。
AppleKbWin (Vectorへのリンク)
AppleKbWinの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
AppleKbWinの設定
Readme.txtに書いてあるけど、一応こっちにもメモ。
- 解凍したディレクトリを任意の場所に置く(自分の場合は、~/apps/AppleKbWinにした)。
- AppleKbWinをダブルクリックする。
- (デフォルトのままなら)右下のタスクトレイに黄色い背景にAの字が描かれたアイコンが出るので、それを[右クリック]→[設定]。
- 設定用のウィンドウが開くので、キーの入れ替えや、日本語と英筋の交互切り替えの設定などを行なう。
- 最後に起動のタブを押して、「□スタートアップに登録し自動起動する」にチェックを付けておく。
これでcommandキーがctrlとかに割り当てられたと思うので、AppleキーボードをWindows上でイライラなく使えるようになった!
WindowsでのUSキーボードの設定
コントロールパネルのキーボードからできるかなぁと思ったけど、別にそんなことなかったぜ!
Windowsの場合は、レジストリを書き換える必要があるなんて知らなんだ…。
レジストリの書き換え
Microsoftサポートに該当する記事があったのでそれを見ながら書き換えたよ。
- プログラムとファイルの検索に「regedit」と入力してレジストリエディタを開く
- [HKEY_LOCAL_MACHINE]→[SYSTEM]→[CurrentControlSet]→[services]→[i8042prt]→[Parameters]とどんどん押していって移動する。
- 下の項目の部分を書き換える。
名前 | 種類 | 変更前データ | 変更後データ |
---|---|---|---|
LayerDriver JPN | REG_SZ | kbd106.dll | kbd101.dll |
OverrideKeyboardIdentifier | REG_SZ | PCAT_106KEY | PCAT_101KEY |
OverrideKeyboardSubtype | DWORD | 2 | 0 |
OverrideKeyboardType | DWORD | 7 | 7 |
※変更前データは自分の環境の場合での値です。環境に寄って変わるかも。
これで本体を再起動すると、USキーボードに対応してキーが打てると思う。
このときに、さっきのAppleKbWinがOS起動に合わせて起動されているかもチェックしておこう。
まとめ
これでWindows環境でもこの前買ったAppleのUSキーボードが使える!やったね!
今後の課題
今はcommand + spaceでかな・英数入力の切り替えをやってるんだけどちょっとレスポンスが悪い。
というかしっかり押さないと切り替わらない感じなので、原因を突き止めねば…。
あと、レジストリを書き換えてるため、本体側のJISキーボードで打つときは不具合が生じる。日本語キーボード⇔英語キーボードの切り替えがワンクリックでできるようなアプリケーションを探すか、C++で作っておくと便利なのかも。
あと何故かAppleのキーボードから#を打とうとすると£ってなる。不思議!
参考サイト
Apple製キーボードをWin環境で快適に使うドライバ=3つ » New! Mac Trouble Hunter ~Macのトラブル解決
http://lovemac.moe.in/mac_hunter/?p=535
コンピューターに USB キーボードを接続したときに Windows で正しいキーボード レイアウトが使用されないことがある
http://support.microsoft.com/kb/927824